アップルストア、iPhoneの下取りを開始へ - 報道

アップルストア、iPhoneの下取りを開始へ - 報道

ケビン・ボスティックのプロフィール写真ケビン・ボスティック

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アップルは、最新スマートフォンモデルの国内販売をさらに促進するため、iPhone所有者が同社の小売店で端末を下取りできるようにする計画だと報じられている。

ブルームバーグは木曜日、小売店での下取りプログラムはブライトスター社が運営すると報じた。同社は既に米国の通信事業者AT&TとT-Mobileの下取りも手掛けている。アップルの計画に詳しい情報筋によると、このプログラムは旧モデルを現金で買い取ってもらうことで、ユーザーにiPhone 5へのアップグレードを促すことを目的としているという。

AT&T の現在の下取りプログラムでは、顧客は iPhone 4S または iPhone 4 と交換して 200 ドルを受け取ることができる。これは、2 年間のサービス契約付きの新しい iPhone 5 と同額である。

ブライトスターは新興市場では下取りされたiPhone 4とiPhone 4S端末のみを販売することに合意したと報じられている。これにより、これらの端末が転売されて米国でのiPhone 5の潜在的な売り上げが食い合うことがなくなる。この動きは、iPhoneの高額価格により他の端末メーカーに遅れをとっている新興市場でのAppleの市場シェア拡大につながると思われる。

Appleは2011年からPowerONが運営するオンライン限定の買取プログラムを提供している。しかし今回の動きは、全米に数百あるAppleの店舗でiPhoneの下取りを受け付ける初めてのケースとなる。

下取りシステムを小売店に導入すれば、Apple は顧客にデバイスの代金を迅速に払い戻すことができ、デバイスを第三者に発送する手間が省ける。