ロジャー・フィンガス
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木曜日に発表されたIDCの調査データによれば、世界のスマートフォン市場におけるアップルのシェアは、主にサムスンの進出により、前年同期の11.7%から4月四半期に14.1%に増加した。
IDCによると、サムスンのシェアは24.8%から21.7%に低下し、出荷台数は約7,320万台となった。レノボは5.2%から4.8%に減少したが、サムスンとは異なり、前年同期比では依然として出荷台数が多い。サムスンの出荷台数は2014年第2四半期の7,490万台から減少した。
韓国企業は、シェアを6.7%から8.9%に急上昇させたHuaweiと、4.6%から5.3%に拡大したXiaomiの売上急増の影響も受けている可能性がある。3社のうち、北米市場で大きな存在感を示しているのはSamsungのみだが、IDCはHuaweiの成長を欧州と本拠地である中国での好調な売上に帰している。Xiaomiはインドと東南アジア以外の地域への進出を始めたばかりだ。
Appleの成功は、中国市場における優位な地位と結びついており、4Gネットワークの拡大と、iPhone 6および6 Plusの大型画面化の決定がAppleの成功を支えていると言われている。多くの中国人はスマートフォンを主要なコンピューティングデバイスとして利用しており、競合するAndroidスマートフォン(多くの場合、より低価格)は長年にわたり大型ディスプレイを搭載してきた。
サムスンの販売台数減少は、Galaxy S6とS6 Edgeの発売失敗が原因とされた。同社は需要バランスを見誤って、Edgeモデルの在庫が不足し、通常モデルが過剰になった。しかしIDCは、旧型のGalaxyスマートフォンは主に割引やプロモーションの影響で売れ続けていると指摘している。