ロジャー・フィンガス
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CBC経由
カナダのサスカチュワン州レジーナ市で週末にSiriを使った911番通報が急増した原因はソーシャルメディアのいたずらである可能性が高いと地元警察が火曜日に発表した。
CBCによると、日曜日の朝だけで、地域の緊急サービス機関はわずか2時間の間に911番への通話を114件も切断された。警察は公式声明で、TwitterやFacebookなどのネットワークで拡散している、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を想起させる「9/11」とSiriに言うよう促すミームが原因だとした。
Siri はメッセージを 911 に電話する命令と解釈し、iPhone 所有者を実際のオペレーターにつないだものの、おそらくパニックになった彼らはすぐに電話を切ったとみられる。
この問題は深刻な問題として扱われており、地域の911サービスはこのような電話の切断時に折り返し電話をかける義務があり、真の緊急事態への対応が妨げられている。場合によっては、オペレーターが実際に危機的状況ではないことを確認するために、複数回電話をかけ直さなければならないこともある。
Appleは、SiriがiOSに統合されて以来、改良に取り組んできたが、音声コマンドを時折誤って解釈したり、文字通りに解釈したりすることがあり、いまだにジョークの的となっている。