AppleInsiderスタッフ
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日本のブログ「マコタカラ」は水曜日、Appleの次期iPadの部品を製造しているとされるアジアのサプライヤーを引用し、次期iPadは「理由は不明」だが厚くなる可能性があると報じた。つまり、デバイスの背面を覆うサードパーティ製のケースは、次期iPadには対応しないということだ。
しかし、情報筋によると、Apple純正のマグネット式スマートカバーは第3世代iPadでも互換性を維持するとのことだ。新型iPadは、若干厚みは増しているものの、iPad 2と同様に側面が丸みを帯びているためだ。
さらに、iPadのプロトタイプハードウェアのものとされる2つの背面カバー(1、2)が、グローバルコマースサイトAlibaba.comで販売されています。シンプルなアルミニウム製の背面にはAppleロゴは表示されていません。
第3世代iPadのフレームが厚くなった理由の一つは、高解像度Retinaディスプレイを搭載するために必要な部品のせいかもしれません。Appleが2012年に発売予定の新型iPadで画面解像度を上げるという噂が数多く流れています。
Appleは2010年からiPhone 4でRetinaディスプレイというブランドを導入しました。同じ画面サイズにより多くのピクセルを詰め込むことで、個々のピクセルは人間の目では区別できないほど小さいとAppleは自慢しています。
Retinaディスプレイを搭載するために、Appleは全く新しいディスプレイ技術を採用する可能性があります。11月のある報道では、Appleがシャープ製のIGZOディスプレイを採用し、330dpiの画面解像度を実現すると示唆されていました。しかし、その報道では、IGZOディスプレイによって将来のiPadは厚くなるのではなく、薄型化も可能になると主張されていました。
一方、他の報道では、Appleが第3世代iPadのRetinaディスプレイを照らすためにデュアルLEDライトバーシステムを採用すると報じられています。高解像度ディスプレイと新しいLEDバックライト設計におけるAppleの明らかな困難は、次期iPadの発売スケジュールにすでに影響を与えていると言われています。
アップルのサプライチェーンから発表される次期iPadをめぐる混乱の一部は、11月初旬の報道によって説明できるかもしれない。その報道によると、アップルはサプライヤーに対し、「J1」と「J2」というコードネームの2つのタブレットプロジェクトの開発を委託したという。どちらの新モデルも、現行世代のiPad 2とはサイズ、仕様、技術が異なるとされていた。