アップルの利益は2013年上半期に14%減少する見込みだが、年末には15%増加すると予想されている。

アップルの利益は2013年上半期に14%減少する見込みだが、年末には15%増加すると予想されている。

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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AAPL の強気派として有名なジーン・マンスター氏は、2013 年前半までの同社に対する見通しを和らげたが、年末には Apple が回復し成長に回帰すると予想している。

パイパー・ジャフレーのアナリストは火曜日に投資家向けメモを発表し、アップル株のオーバーウェイト評価と767ドルの目標株価を改めて表明したが、2013年上半期の利益は14%減少すると予想していると述べた。

今年後半、アップルは複数の新製品の発売を予定しており、これらの発表により利益成長が15%のプラス成長へと再び加速すると予想している。

噂されているように、Appleが4月に新型iPadを発表するイベントを開催したとしても、マンスター氏はそれがAAPL株価に大きな影響を与えるとは考えていない。マンスター氏は以前は4月にイベントが開催されると予想していたが、4月が迫り、最近の噂や兆候もないため、Appleは6月に開催される年次世界開発者会議(WWDC)まで発表を行わないと予想している。

マンスター氏は、Appleが次世代iPhoneを発表する6月末に状況が好転し始めると予想している。また、9月には低価格帯の新型iPhoneが発売されると予想している。

彼はまた、Appleが今年の12月四半期にテレビを発表し、将来的にはスマートウォッチも発売するだろうと見ている。これらの製品はいずれもAppleの収益に大きな影響を与えるとは予想されていないものの、共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏の死後もAppleが革新を続ける企業であることを投資家に納得させるのに役立つだろうと彼は考えている。

マンスター氏は、アップルがまもなく終了する3月四半期について、売上高が414億ドルになると予測している。これはウォール街の予想428億ドルを下回るものの、アップルのガイダンスである410億ドルから430億ドルの範囲内となる。

マンスター

マンスター氏の予測によると、Appleの3月四半期のiPhone販売台数は3,550万台で、ウォール街の予想を下回る。Macの販売台数についても、同氏の380万台という予測はウォール街の420万台を下回っている。また、利益率についても、ウォール街の39~40%よりも低い38%と予測している。

しかし、アナリストは、米国内でのみ生み出された現金に基づいて、Appleが年間配当を10.60ドルから14ドルに増やすと予想している。同氏は、Appleが自社株買いプログラムの増額を発表するとは予想していない。