噂のiTunesクラウドサービスがさらに遅れる可能性

噂のiTunesクラウドサービスがさらに遅れる可能性

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ライセンス問題に悩まされているAppleの本格的なクラウド音楽サービスは、当初の予想よりも遅れてリリースされる可能性がある。機能限定のサービスは年末までにリリースされる可能性がある。

情報筋がCNet に語ったところによると、今後数か月以内に Apple の「クラウド内」音楽機能がリリースされるとしても、それはおそらく、以前噂されていたようなより強力な機能ではなく、「規模が控えめ」なものになるだろうとのことだ。

昨年末、Appleがオンライン音楽ストリーミングサービスLaLaを買収したことを受けて、iTunesストリーミングサービスの可能性に関する憶測が高まりました。1月には、ある音楽業界のベテランが、次期バージョンのiTunesではユーザーのiTunesライブラリが「あらゆるブラウザやインターネット接続されたiPod/Touch/タブレットから利用可能」になると公言しました。

CNetは遅延の原因は依然として不明であると主張しているものの、ライセンス問題と人事異動が大きな要因となっている可能性があると報じている。報道によると、Appleは「クラウドから音楽を保存または配信するために必要なライセンスをまだ取得していない」という。

さらに、音楽業界筋は月曜日、「ララの創設メンバー4人のうちの1人、買収後にアップルに移籍した人物が最近同社を去った」と語った。

Googleが競合サービスを先に立ち上げた場合、これらの遅延はAppleにとって痛手となる可能性がある。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置くAppleは過去に音楽ストリーミングサービスと提携してきたものの、フル機能のクラウド音楽サービスをまだ立ち上げていない。CNetの情報筋によると、「Googleの音楽サービスへの取り組みはこれまでこれほど具体的なものではなかった」という。

一方、プロジェクトが順調に進んでいることを示す確かな証拠は、Appleが10億ドルを投じているノースカロライナ州のサーバーファーム計画を見れば明らかです。複数のアナリストは、このプロジェクトがクラウドメディアサービス専用に構築されていると予測しています。7月、Appleの最高財務責任者(CFO)ピーター・オッペンハイマー氏は、サーバーファームは年末までに開設予定で「予定通り」に進んでいると発表しました。