AppleのSafari 6の2回目の開発者プレビューでクラッシュが修正される

AppleのSafari 6の2回目の開発者プレビューでクラッシュが修正される

AppleInsiderスタッフのプロフィール写真AppleInsiderスタッフ

· 1分で読めます

Appleは今週、Safari 6の2回目のプレビュービルドを開発者に提供し、リリース前のソフトウェアがクラッシュする問題を修正した。

公式には「Developer Preview 2」と名付けられたこのアップデートは、先週月曜日のWorldwide Developers Conference(WDC)基調講演後に開発者向けにSafari 6の初プレビューが提供された直後にリリースされました。このインストーラーにより、開発者はMac OS X 10.7 Lion内でSafariウェブブラウザの次期メジャーアップデートをテストできます。

アップデートビルドに詳しい関係者によると、アドレス欄に2つのピリオドで終わる文字列を入力した際に発生するクラッシュが修正されているとのことです。最初の開発者プレビューでは、2つのピリオドを入力するか、2つのピリオドを含むアドレスをオートコンプリートすると、ソフトウェアがクラッシュする問題が報告されていました。

近々リリースされるSafari 6アップデートの最大の特徴の一つは、開いているウェブサイトをMacやiOSハードウェアなどのデバイス間で同期するiCloudタブです。もう一つの新機能「Tabview」では、マルチタッチジェスチャーで拡大・縮小し、Safariで現在開いているすべてのタブを表示できます。

開発者向けに、Safari 6には「Web Audio」用の新しいアプリケーションプログラミングインターフェースが搭載されています。これにより、ゲームや楽器シミュレータなど、リッチメディアコンテンツを備えたインタラクティブなWebアプリケーションで、オーディオエフェクトを作成およびカスタマイズできるようになります。

Safari 6には新しいCSSフィルターも組み込まれており、開発者はぼかしやグラデーションといった高度なフィルターやピクセル効果を作成できます。HTML 5のサポートも強化され、Web通知、タイムドテキストトラック、メディア同期などの機能が追加されました。

Safari 6 では、標準の最新バージョンである ECMA 262 バージョン 5.1 により、JavaScript のサポートも強化されています。また、プライベート ブラウジングが有効になっていることを検出する機能もあり、開発者はスタイルシートとスクリプトを使用して Safari Reader で表示される記事の外観を変更する拡張機能を構築できます。