ロジャー・フィンガス
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水曜日、Apple と IBM は MobileFirst エンタープライズ コラボレーションの最新の成果である IBM Watson Element for Educators を発表しました。これは事実上、教育分野における両社の初の共同アプリとなります。
iPad向けに設計されたWatson Elementは、生徒の学業成績だけでなく、興味、成果、行動といった要素も追跡します。教師は必要に応じてメモを追加できます。例えば、生徒のサッカーの試合が近づいている場合や、休み時間に生徒が怪我をした場合などです。他の教師はこれを確認し、生徒の健康状態を確認することができます。
このアプリには、授業計画の効率化を目的としたIBMのWebベース学習支援システム「Watson Enlight」との連携機能も搭載されています。AIを活用し、視覚的なアプローチや趣味に基づいた教材など、生徒一人ひとりに合わせた教材を提案します。
Watson Elementはすでにテキサス州コッペル独立学区で導入されています。今後、Appleは学校向けパッケージの一部としてWatson Elementの導入を推進していきます。
AppleとIBMは現在、それぞれ特定の業界に特化した数十のMobileFirstアプリを共同で提供しています。両社は他の面でも緊密化しています。例えば本日、Appleは社内で毎週約1,300台のMacを導入しており、2017年初頭までにMacユーザー数が10万人に達すると予想していることを明らかにしました。