ハワイアン航空、機内エンターテイメントとしてアップルのiPad miniを提供へ

ハワイ最大、米国で11番目に大きな航空会社であるハワイアン航空は木曜日、ボーイング767-300型機が運航する路線を利用する乗客にアップルのiPad miniを提供すると発表した。

同航空会社は、機内エンターテインメントシステムのサプライヤーであるブルーボックス・アビオニクスと契約し、9月1日までに合計14機の航空機にiPad miniを導入する予定だ。合計1,400台のタブレットが配布され、ハワイアン航空の拠点であるホノルルから米国本土、アジア、南太平洋に至る14路線をカバーすることになる。

ハワイアン航空の製品開発担当副社長、ブレイン・ミヤサト氏は「ブルーボックス・アビオニクスの協力を得て、最新の人気消費者向けテクノロジー製品を取り入れ、機内エンターテイメントの選択肢を充実させ、高く評価されている機内サービスをさらに充実させていきます」と語った。

このミニタブレットがあれば、100時間以上の映画、テレビ番組、ゲームにアクセスできます。ビジネスクラスのお客様はタブレットを無料でご利用いただけますが、エコノミークラスのお客様は搭乗口で15ドル、または機内で17ドルで予約する必要があります。

この新たなオプションは、通常すべての乗客に無料で提供される、機内の座席背面に内蔵された既存の機内エンターテイメントシステムを完全に置き換えるものではありません。iPad miniは、ユナイテッド航空や他の主要航空会社が提供するシステムと同様に、ハワイアン航空のサービスを補完するものです。