ウィリアム・ギャラガー
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エディ・キュー(左)とティム・クック
デューク大学の卒業生でアップル社の幹部でもあるエディ・キュー氏とパートナーのポーラ・キュー氏は、キュー・ファカルティ・フェロー・プログラムを設立するため、総額1,000万ドルを寄付した。
アップルのエディ・キュー氏と妻のポーラ・キュー氏は、1986年にデューク大学を卒業し、これまでテクノロジー業界における女性の役割を強く訴えてきました。今回、彼らの寄付金のうち800万ドルは、「キャリア初期段階の多様性に富んだ4名の教員採用」に充てられる予定です。
「デューク大学は、アップルでの私のキャリアを通して非常に貴重な経験とスキルを数多く与えてくれました」とエディ・キュー氏は声明で述べた。「デューク大学と共にテクノロジー業界の未来を支えられることを光栄に思います。彼らは、世界を変える次の世代となるでしょう。」
「あらゆる職場は、より多くの視点を持つことで恩恵を受けます」とポーラ・キュー氏は述べた。「学部レベルと教員レベルでより多様な人材を擁することで、ジェンダーと人種の格差を縮小し、未来のリーダー育成に貢献するというデューク大学の取り組みを支援できることを大変誇りに思います。」
新たにCue Faculty Fellowに任命される2名は、大学のコンピュータサイエンス学部に、残りの2名はコンピュータエンジニアリング学部に配属されます。この資金によって、デューク大学は「優秀な教員を採用するだけでなく、彼らを維持し続ける」ことができるようになることが期待されています。
キューズ夫妻からの寄付金のうち残りの200万ドルは、デューク大学ディスカバリー基金と計算思考センター(CCT)に分配されます。ディスカバリー基金は「科学技術への取り組みのための柔軟な資金提供オプション」であり、CCTは計算スキルの教育に携わっています。
キュー家からの今回の寄付は、エディ・キュー氏が2021年7月にデューク大学理事会に加わったことを受けて行われたものである。
ティム・クック氏もデューク大学に通い、2018年に同大学で卒業式のスピーチを行った。