カレンダー、ウェブサイト、メールなどを含む一部のmacOS Serverサービスが春に廃止される予定

カレンダー、ウェブサイト、メールなどを含む一部のmacOS Serverサービスが春に廃止される予定

Mike Wuertheleのプロフィール写真マイク・ワーテル

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Apple が公開したサポート ドキュメントでは、macOS Server がまもなく廃止するサービスについて説明し、代替手段を必要とする人々に対して可能なオプションを示しています。

2018年1月24日付のサポート文書は、最新のmacOS Serverベータ版の公開翌日に公開されました。通知の中で、Appleは次のように述べています。

macOS Serverは、ネットワーク上のコンピュータ、デバイス、ストレージの管理に重点を置くよう変更されます。これに伴い、Serverの動作にもいくつかの変更が加えられます。2018年春にリリース予定のmacOS Serverアップデートでは、一部のサービスが廃止され、新規インストール時には非表示になります。これらのサービスを既に設定している場合は、2018年春のmacOS Serverアップデートでも引き続きご利用いただけます。

macOS Serverの基本インストールから間もなく削除される予定の機能は、カレンダー、連絡先、DHCP、DNS、メール、メッセージ、NetInstall、VPN、ウェブサイト、Wikiです。Appleは文書の中で、それぞれの機能について、自社のウェブサイト機能の基盤となっていたオープンソースのApache HTTPサーバなど、3つの代替候補を挙げています。

AppleInsiderは、Appleを代表して発言する権限のない独自の情報源にこの件について取材したところ、Appleが義務付けたサービスは多くの場合、オープンソース版ほど最新ではなかったとのことでした。その結果、ユーザーは廃止予定のバージョンを新しいバージョンに置き換えていました。この変更の理由に関するさらなる質問には回答がありませんでした。

この変更により、macOS Serverは現状よりも「プラグアンドプレイ」的なソリューションではなくなります。ユーザーがサービスをセットアップし、使用しながらその使い方を理解するのではなく、インストールプロセスにおいて、管理者はサービスを正しく動作させるために最低限の知識を最低限必要とするようになります。