ワードゲーム「Up Spell」の起源はApp​​le社内のテストツールに遡るかもしれない

ワードゲーム「Up Spell」の起源はApp​​le社内のテストツールに遡るかもしれない

マイク・ピーターソンのプロフィール写真マイク・ピーターソン

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クレジット: アップスペル

App Store の単語ゲーム「Up Spell」は、オリジナルの iPhone のソフトウェア キーボードの主任開発者が作成した Apple 社内のテスト ツールの進化版のようです。

2020年10月にリリースされた「Up Spell」は、iOS向けのテンポの速いソロスペルゲームです。長年Appleのユーザーインターフェースデザイナーを務め、iPhoneのタッチスクリーンキーボードの主要な発明者の一人であるケン・コシエンダ氏によって開発されました。

しかし、 9to5Macが指摘したように、このアプリの起源は初期のGame Centerテストツールに遡るようです。4月には、YouTuberのDankPodsが初期のiPodプロトタイプをいくつか紹介する動画を公開しました。その中には、「Onword」と呼ばれるApple社内テストアプリを搭載したiPod Touchも含まれていました。

このアプリは、Appleのゲームサービスとアプリ開発ツールのプロトタイプ作成を目的としたツールのようです。また、Kocienda氏の「Up Spell」アプリとほぼ同じ操作性です。さらに、The iPhone Wikiによると、「Onword」はKocienda氏によって開発されたと言われています。

DankPodsが入手したiPod Touchのプロトタイプの真正性については、デバイスに搭載されている他のアプリは正規のものであるように見えます。その一つがTouchFighterで、2008年にスコット・フォーストール氏によって公開デモが行われました。

Appleには、一般公開されていない社内用の診断・テストツール群があります。これらのツールはプロトタイプデバイスで公開されることがありますが、社内アプリが最終的にApp Storeで本格的なゲームとしてリリースされたという事実は注目に値します。

「Up Spell」はApp Storeで入手可能で、価格は1.99ドルです。

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