求人情報によると、AppleはAndroid版Apple TVの計画を進めているようだ

求人情報によると、AppleはAndroid版Apple TVの計画を進めているようだ

ウェズリー・ヒリアードのプロフィール写真ウェズリー・ヒリアード

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Apple TVがAndroidスマートフォンに登場か

何年も噂されてきたが、Apple TV+ がついに Android プラットフォームで開始される可能性がある。だが、進捗の証拠は求人情報だけだ。

Apple TVアプリはApple TV+やiTunesで購入したコンテンツを視聴するために必要ですが、Androidスマートフォン向けのGoogle Playではこれまでリリースされていません。Googleのプラットフォームの競合であるにもかかわらず、AppleはApple MusicなどのサービスをAndroidに導入しており、Apple TVはすでにスマートテレビに搭載されているため、スマートフォンへの対応はそれほど大きな進歩ではありません。

ブルームバーグが初めて発見した求人広告では、「数百万人がテレビやスポーツを視聴したり発見したりするために使用するアプリケーションの開発を支援する」シニアAndroidエンジニアを募集している。この求人広告は5月25日に公開された。

求人情報には、Apple TVアプリチームとの連携が明記されており、このチームはAppleのプラットフォーム、Windows、Androidにまたがるアプリの管理を担当しています。ここでのAndroidとは、Android TV向けに開発されたアプリを指している可能性がありますが、噂によると、Appleは少なくとも2022年からAndroidスマートフォン向けのApple TVアプリに関心を示しているようです。

Apple TV+のタイトル数と人気が高まるにつれ、AppleがiPhone、Mac、Apple TV以外にも多くのプラットフォームでこのサービスを提供したいと考えているのは明らかです。一部のケーブルテレビ、Roku、Samsung TV、Android TV、ゲーム機などでも利用可能です。しかし、これらのプラットフォームは、現在主流となっているAndroidスマートフォンプラットフォームと比べると、その規模は見劣りします。

応募者は、CS/CE/EEまたは関連技術分野の学士号と、JavaまたはKotlinを使用した開発経験が必要です。給与は131,500ドルから243,300ドルです。

Androidユーザーへの訴求において、Appleの弱点の一つは、便利なバンドルプランの不足です。Apple Oneの基本プランには、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudストレージが含まれています。AndroidデバイスではApple Musicのみが利用可能です。

AppleがAndroid向けのApple MusicとApple TV+のバンドル版をApple TVアプリと併せて提供できれば、はるかに魅力的な選択肢となるだろう。理由はともかく、AppleはiPhoneでフル機能の体験を得られそうにないユーザーとの妥協をためらっているようだ。