ウィリアム・ギャラガー
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Apple、Siriの改良を加えたmacOS Sequoia 15.1をリリース
Apple は、Writing Tools や改良された Siri など、約束された最初の Apple Intelligence 機能セットを搭載した macOS Sequoia 15.1 をリリースしました。
2024年9月中旬に最初のリリースを迎えたmacOS Sequoiaは、Apple Intelligenceを搭載するアップデートに至りました。このアップデートにはApple Intelligenceの機能の大部分が含まれていますが、すべてではありません。
具体的には、macOS Sequoia 15.1では、ChatGPT、Genmoji、そして生成型Image Playgroundとの連携が約束されていたものの、まだ実現されていません。実現されている機能は以下のとおりです。
- 筆記具
- メールと通知の概要
- メールの優先メッセージ
- 改良されたSiri
- 写真のクリーンアップツール
- 写真の検索機能の改善
Siriの改良により、Appleの音声アシスタントは文脈をより正確に理解できるようになりました。例えば、ユーザーが質問内容を変更した場合、どの部分を省略すべきかを認識するようになります。
写真アプリでは、探しているものの説明を入力すると、Apple Intelligenceが写真ライブラリから一致するものを検索します。そして、目的の画像が完璧でない場合は、新しいクリーンアップツールを使って不要な要素を削除できます。
Appleは、Apple IntelligenceをサポートするMacの最新リストを公開しました。予想通り、macOS Sequoiaを実行できるMacは一部に限られており、Apple Siliconベースのデバイスに限定されています。
- MacBook Air M1以降
- MacBook Pro M1以降
- iMac M1以降
- Mac mini M1以降
- Mac Studio M1 Max以降
- Mac Pro M2 ウルトラ
macOS Sequoia 15.1では、Apple Intelligenceは当初、米国英語のみでご利用いただけます。他の国向けのリリースは、2024年12月から順次提供開始されます。
Apple Intelligenceの第一弾機能は、iPhoneとiPadでもご利用いただけるようになりました。iPhoneでは、Apple IntelligenceはA17 Pro以降のプロセッサを搭載しており、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max、そしてiPhone 16シリーズ全体でご利用いただけます。