ケイティ・マーサル
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家電量販店ベスト・バイは水曜日、マックのパイロットプログラムを約200店舗に拡大すると発表したが、同社は一部の店舗で大幅に改良された店内店舗コンセプトを導入する予定だ。
「違いは、この200店舗のうち、(少数ではあるが)一部は壁で仕切られたアップルストアとなり、残りはレイアウトが改善された店舗になると予想されることだ」とアナリストは付け加えた。
マンスター氏は、自身の調査から、ベスト・バイの顧客がアップル製品を探すために店内を「歩き回ることはない」ことは明らかだと述べた。「アップルとベスト・バイを結びつける良い方法は、ノードストロームの店舗コンセプトの中にコーチやシャネルの店舗があるようなものだ」と同氏は記した。
ベスト・バイは、2007年秋までにMacのパイロット販売を現在の57店舗から約200店舗に拡大する計画です。これによりMacの実店舗数はわずか2%の増加にとどまりますが、マンスター氏によると、ベスト・バイを訪れる来店客数はMacの露出度を全体で約10%増加させる計算になります。
それでも、パイパー・ジャフレーのアナリストは、水曜日の発表がアップルの6月期および9月期決算に大きな影響を与えるとは考えないよう顧客に警告した。本格的な事業拡大にはしばらく時間がかかるためだ。しかし、今回の買収は、アップルとベスト・バイが初期段階のテストで良好な結果を得ていることを明確に示すものだと同氏は述べた。
「両社の関係は正しい方向に向かっている」とマンスター氏は記した。「この試験運用は双方にとって成功しているようで、ベスト・バイの822店舗への本格展開につながる可能性もある」
ベストバイの店舗に設置されたアップルの最新「テーブル」ディスプレイ | 出典: CNet News.com
ベスト・バイの今回の動きは、店舗内にアップルのブティックを併設していたコンプUSAの小売店126店の閉鎖を相殺して余りあるものであり、全世界でアップルが既に展開している7500店のMac販売拠点に74店の純増(1%弱の増加)となる。
ベスト・バイは、MacとiPodの販売に加え、先月、Macメーカーの新型Apple TVを全米の小売店で取り扱うことに同意した。