アップル、アマゾン・アプリストアとの商標権争いを強化

アップル、アマゾン・アプリストアとの商標権争いを強化

スラッシュ・レーンのプロフィール写真スラッシュレーン

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Amazon Appstore の名前と戦う Apple の取り組みが活発化しており、Amazon は消費者を混乱させる意図があったと非難する新たな裁判所書類が提出された。

先週提出され、木曜日にGigaOmが報じた訴状は、Amazon幹部に対し、AmazonがAmazonアプリストアの名称から「Android向け」という語句を削除した理由について証言を求めている。訴状では、Amazonが名称における「Android向け」の使用を最小限に抑える決定は、本件と「非常に関連性が高い」と主張している。

「Amazonは、自社のサービスに関連して『Android向け』という表現を使用していることに関する文書および情報の提出を頑なに拒否している…」と訴状には記されている。「Amazonは、自社のサービスに関連して『Android向け』という表現を頻繁に使用していないという明確な証拠があるにもかかわらず、Kindle Fire以外のAmazonアプリストアサービスにおいて『Android向け』という表現を使用しないという決定について証言できる証人を提出するよう訴状を提出した。」

Appleは昨年、AmazonがAppleが申請中の「App Store」商標を侵害しているとして、Amazonを初めて提訴した。しかし、Appleはまだその商標を所有しておらず、Microsoftなどの大手テクノロジー企業は米国特許商標庁にAppleの申請を阻止しようと試みている。

マイクロソフト、アマゾンなどの企業は、「App Store」という用語があまりにも一般的であるため、公正な登録ができないと考えている。一方、アップルは、自社のiOSプラットフォームが「App」という用語を普及させ、ほとんどの顧客が「App Store」という用語をiOS App Storeと関連付けていると考えている。昨年提出されたある裁判所への提出書類において、アップルはマイクロソフトに対し、「App Store」という商標はマイクロソフトが「Windows」を所有するのと同じくらい一般的であると主張し、反論した。

今年3月に発表されたある調査によると、Android搭載端末とKindle Fireタブレットで利用可能なAmazon Appstoreは、GoogleのAndroid向けデジタルストアであるGoogle Playよりも、アクティブユーザーベースで開発者にとって収益性が高いことが分かりました。しかし、分析会社Flurryは、収益性という点ではAppleのiOS App Storeが依然として市場リーダーであることも明らかにしました。