中国、新型コロナウイルスからの回復でスマートフォン販売が回復

中国、新型コロナウイルスからの回復でスマートフォン販売が回復

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アップルのiPhone

中国におけるメーカーから再販業者へのスマートフォン出荷は、2020年4月に2019年4月と比較して17%増加し、コロナウイルスのパンデミックによる一部の減少を補った。

中国当局の新たな統計によると、4月のスマートフォン出荷台数は全メーカーとも前年同時期比17%増、つまり約5分の1増加した。製造業は新型コロナウイルスの流行以前を上回っていると報じられている。

ロイター通信によると、この17%という数字は、国営機関である中国信息通信研究院(CAICT)が発表したものだ。CAICTのデータは以前、今年2月に中国でAppleの業績が低迷し、3月に回復したことを明らかにしている。

しかし、ロイター通信は、CAICTが長年ぶりにiPhoneとAndroid端末の出荷台数内訳を発表していないと指摘している。つまり、Appleの売上を単独で把握し、前月と比較することはできないということだ。

CIACTによれば、全体としてメーカーは2020年4月に4080万台の携帯電話を出荷したが、これは2019年4月の3480万台と比較して増加している。

AppleのCEO、ティム・クック氏は、直近の業績発表に関する電話会議で、この業績改善に言及しました。その電話会議でクック氏は、4月は同社の第2四半期決算とは関連がないものの、中国の小売店の再開に伴い経済状況が緩和されたため、4月には中国市場が改善していると述べました。