マルコム・オーウェン
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Google は、iPad をサポートする iOS 向け Google アシスタントのアップデートをリリースしました。これにより、もともと iPhone 用に設計された仮想アシスタント アプリが、Apple のタブレット製品の大型ディスプレイで適切に動作するように最適化されました。
App Storeで公開されたGoogleアシスタント バージョン1.2.4507のリリースノートには、iPadで「アシスタントの完全なエクスペリエンスをご利用いただけるようになりました」と記載されています。また、最新バージョンでは、iPadのサポートに加え、その他多くのバグ修正と安定性の向上も行われていると説明されています。
Google アシスタントは以前から iPad でも利用可能でしたが、iPhone 向けに開発されたアプリでした。iPad に Google アシスタントをダウンロードして使用することはできましたが、画面の一部を占めるのではなく、ズームイン機能を使ってアプリを全画面表示する必要がありました。
iPad版とiPhone版のアプリの大きな違いの一つは、iPad版は縦向きと横向きの両方で使用できることです。これにより、iPadをスタンドに横置きした状態でも使いやすくなります。以前は縦向きでのみ使用可能でしたが、iPhone版でも縦向きでの使用は変わりません。
Google アシスタントより前から存在する既存の Google アプリは、すでに iPad の横向き表示をサポートしています。
Googleアシスタントは2016年にAndroidデバイス向けに発表されましたが、Appleは2017年のGoogle I/O開発者会議でiPhone版をリリースしましたが、対象は米国のみでした。昨年8月、Googleは英国を含むヨーロッパ3カ国でGoogleアシスタントの提供を開始しました。
Google アシスタントは、Google 音声検索のクエリ解釈機能を拡張し、文脈や会話のスタイル(例えば、追加の質問など)を理解できます。例えば、商品に関するクエリの後に「近くで買えるお店はどこで」と尋ねると、その商品を販売している近隣の店舗のリストが表示されます。
更新された無料の Google アシスタント アプリは 155.6 MB で、iOS 10.0 以降を実行しているすべての iPhone、iPad、iPod touch で動作します。