アップルは、副社長の新たな紹介で企業の多様性を強調

アップルは、副社長の新たな紹介で企業の多様性を強調

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アップルは金曜日、公式の経営陣のページに新たな階層を追加し、5人のコーポレートバイスプレジデントを掲載し、よく知られたCEOや上級バイスプレジデント以外の同社の多様性を強調した。

特別プロジェクト担当のポール・デネーブ氏、環境イニシアチブ担当のリンダ・ジャクソン氏、Apple University担当のジョエル・ポドルニー氏、ハードウェア技術担当のジョニー・スルージ氏、人事担当のデニス・ヤング・スミス氏が、「Apple Leadership」ページに掲載されました。このうちデネーブ氏とジャクソン氏は2013年に入社したばかりの若手社員です。

このページに掲載された5人の新顔は、女性2人が含まれている点でも注目に値します。これまで、アップルの役員プロフィールに掲載された女性は、小売事業責任者のアンジェラ・アーレンツ氏のみでした。

また、アップルの経営陣のページには、サムネイル写真なしで、同社の取締役会も掲載されている。この取締役会にも最近変更があった。先月、ブラックロックの共同設立者で取締役のスーザン・L・ワグナー氏がビル・キャンベル氏に代わって取締役会に加わり、監督グループに2人目の女性が加わった。

アップルの経営陣と取締役会における多様性の欠如は、今年初めに批判的な人々から指摘されました。同社はこれに対し、企業憲章を改訂し、女性やマイノリティを取締役候補として考慮することを明記しました。

アーレンツ氏は4月に正式にアップルの上級管理職チームに加わり、同社の上級管理職の中で唯一の女性となった。

Appleのリーダーシップページが更新されたのは、同社が従業員の多様性に関する詳細な報告書を発表した数日後のことだ。Appleは、米国に拠点を置く従業員は圧倒的に白人男性であると発表し、CEOのティム・クック氏は、同社の現在の従業員構成に「満足していない」と明言した。

「当社は進歩しており、製品開発と同様に、多様性の推進においても革新的であり続けるよう尽力して​​います」とクック氏は述べた。