ウィリアム・ギャラガー
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ヴァージン・アトランティックは、新しいIATAアプリの初期試験に参加していた(出典:ヴァージン・アトランティック)
IATAの新しいiPhoneアプリ「Travel Pass」は、航空会社が乗客がコロナウイルスのワクチン接種を受けたかどうかを確認できるようにすることを目的としています。
国際航空運送協会(IATA)が以前報じたワクチンパスポートアプリが、一部の航空会社で試験的に利用可能になりました。当初は2021年3月、その後4月にリリース予定だったIATAトラベルパスという名称のアプリが、AppleのApp StoreとGoogle Playストアでリリースされました。
IATAはウェブサイトで、「IATAトラベルパスは、旅行者がCOVID-19検査やワクチン接種の認証済み証明書を保存・管理するのに役立つモバイルアプリです」と述べています。「健康要件の管理に現在使用されている紙ベースのプロセスよりも安全かつ効率的です。…今後、安全に管理する必要がある検査やワクチンの認証が膨大な規模になる可能性があることを考えると、これは重要です。」
誰でもアプリをダウンロードできますが、使用できるのは招待された乗客のみです。
IATAの発表には、関与する航空会社の詳細は記載されていません。ただし、英国のヴァージン・アトランティック航空は、以前の試験バージョンに関与していました。
航空会社からログインコードを受け取った旅行者向けに、このアプリはCOVID検査の記録を保存することを目的としています。また、検査要件の詳細や検査を受けられる場所の提供も目指しています。
航空会社は、乗客がワクチン接種済みであることを確認できます。また、検査要件に関する最新情報を各アプリユーザーに直接提供することもできます。
IATAは、各国政府が「隔離なしで国境を再開」し、「航空便を再開」できるよう支援することを目指していると述べている。
「渡航前に乗客に対し、どのような検査、ワクチン接種、その他の対策が必要か、またどこで検査を受けられるかの詳細を知らせ、検査結果やワクチン接種結果を検証可能で安全かつプライバシーが保護された方法で共有できるようにすることが、各国政府が国境を開く自信を与える鍵となる」と報告書は述べている。
IATAは世界の航空会社を代表する業界団体です。また、各国政府や保健機関もワクチンパスポートの導入を強く求めていますが、これも議論を呼んでいます。
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