ニール・ヒューズ
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このニュースは、アップルがノースカロライナ州メイデンに建設中の10億ドル規模の新データセンターで遅延が発生したことを示唆している。同社は昨年10月、同施設は「近日中に」開設されると予想していた。
アップルは株主総会で、ノースカロライナ州の施設が同社にとって2番目のデータセンターとなることも発表した。同社はカリフォルニア州ニューアークに数百万ドル規模の施設を保有しており、この施設は元々通信会社MCIワールドコム向けに建設されたものである。
比較のために言うと、2006年に推定5,000万ドルで買収されたニューアークの既存施設の面積は107,000平方フィートです。アップルがノースカロライナに新設するデータセンターは、そのほぼ5倍の500,000平方フィートとなり、アップルが既にそれを100万平方フィートに倍増させることを検討しているという噂さえあります。
ノースカロライナ州の新施設は、iTunesとMobileMeに加え、Appleの企業システムもサポートする。しかし、長年噂されてきたAppleのクラウドベースのiTunesストリーミングサービス計画に関する憶測を刺激するのは、間違いなくiTunesとMobileMeの活用方法だろう。
Appleの将来のクラウドサービスに関する噂が最近再び盛り上がっている。同社がMobileMeサービスに、音楽、写真、動画などのユーザーの個人ファイルを保存できるデジタルオンライン「ロッカー」を追加する計画だという噂だ。また、Appleは現在年間99ドルのMobileMeを無料サービスにすることを検討しているという噂もある。
さらに別の報道によると、Appleのクラウド計画では、ユーザーが自宅のパソコンから自分のファイルを提供するようになるという。音楽などのコンテンツは、「ホスト」パソコンが稼働している限り、インターネット経由でiPhoneなどの接続デバイスにストリーミング配信される可能性がある。