サムスンは「Wake Up」アップルストアのフラッシュモブには関与していないと主張

サムスンは「Wake Up」アップルストアのフラッシュモブには関与していないと主張

スラッシュ・レーンのプロフィール写真スラッシュレーン

· 1分で読めます

サムスンは今週初め、オーストラリアのアップル直営店前で行われた「Wake Up」フラッシュモブ抗議活動への関与を公に否定した。

今週シドニーで行われたこのスタントは、Appleストアの外に集まった群衆が「WAKE UP.(目を覚ませ)」と白で書かれた黒いプラカードを掲げたことで注目を集めました。当初の報道ではサムスンがこのスタントの背後にいると報じられていましたが、同社は金曜日にSlashGearへの声明で関与を否定しました。

木曜日、模擬抗議デモ参加者たちが大型の黒塗りバスから降りてきてイベントを開催した。このキャンペーンの背後にはオーストラリアの地元広告会社「Tongue」がおり、来週5月3日に発売予定のサムスン電子の次期スマートフォン「Galaxy S III」の宣伝を狙っているのではないかとの憶測が流れている。

フラッシュモブと連携して、キャンペーンには多数の看板が設置され、ボンダイ・アイス・バーグスのプールの底には「目を覚ませ」という言葉が書かれていた。

同社は声明で「サムスン電子オーストラリアはウェークアップ・キャンペーンとは一切関係がない」と述べた。

ブロガーのネイト・バーが撮影したフラッシュモブのビデオ。

しかし、サムスンは今週初めに公開したティーザー動画で、iPhoneユーザーを愚かな「羊」と揶揄した。このプロモーション動画では、次世代スマートフォンのユーザーは「他のみんな」とは一線を画す存在になると謳われており、広告には羊の群れが登場するが、AppleやiPhoneの名前は挙がっていない。

サムスンはまた、昨年11月から一連のCMで、AppleのiPhoneの発売を待つ列に並ぶ顧客を嘲笑した。Galaxy S IIスマートフォンを宣伝するCMでは、「次のビッグな出来事はもうここにある」というキャッチフレーズが使われていた。