マイクロソフトがOffice 2016 for Macのプレビュー版をアップデート、Office 365向けの新しいiPhoneアプリを導入

マイクロソフトがOffice 2016 for Macのプレビュー版をアップデート、Office 365向けの新しいiPhoneアプリを導入

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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マイクロソフトは水曜日、バグやパフォーマンスの問題を解決し、新機能を追加したOffice 2016 for Mac Previewの更新版をリリースした。また、iPhone向けの新しいOffice 365アプリ2つ、Office DelveとOffice 365 Videoも同時にリリースした。

Office 2016 for Mac プレビュー

Outlook プレビュー版の新機能として、「新しい日時を提案」オプションが追加されました。これにより、会議の参加者は新しいイベント日時を提案でき、主催者はその提案を確認して会議を更新できます。Excel には新しい分析ツールとソルバー機能が追加されました。ソルバーは、以前は Windows のみで提供されていたツールで、他のセルに設定された制約に基づいて数式の最適値を求めることができます。

最も多くの機能追加が行われたWordでは、マクロの記録、オンライン文書テンプレートの検索、環境設定でのユーザー情報設定がサポートされました。校正時には、追加の辞書オプションを使用して、特定の辞書を除外したり、カスタム辞書を選択したりできるようになりました。

PowerPoint には、VoiceOver のサポートが改善されたという重要な変更が 1 つだけ追加されました。

プレビュー期間中は、Office 365サブスクリプションをお持ちでなくても、Office 2016は無料でダウンロードできます。ユーザーは手動でアップデートをダウンロードするか、Microsoftの自動更新ツールを使ってアップデートをダウンロードできます。

Office Delve と Office 365 ビデオ

Office Delve では、ドキュメントが共有されている限り、同僚が何に取り組んでいるかを一目で確認できるほか、ユーザーが作業中のファイルにすぐにアクセスしたり、関連するドキュメントを提案したりすることもできます。

このアプリは、iOS 8 を実行している iPhone では無料でダウンロードできますが、Office 365 と Delve の両方を使用している組織のみを対象としています。

Office 365 Videoも同様に組織向けで、Office 365 AcademicまたはEnterpriseのライセンスが必要です。このアプリは、組織がミッションステートメント、トレーニングガイド、会議の録画などの動画を広めるのに役立ちます。ユーザーは自分で動画を録画・アップロードできるほか、様々なチャンネルから動画を検索したり、トレンドのコンテンツを確認したりすることも可能です。

ユーザーは iOS 7.0 以降を搭載した iPhone を持っている必要があります。