J・J・エイブラムスのバッド・ロボット・スタジオの候補にアップルが選ばれる

J・J・エイブラムスのバッド・ロボット・スタジオの候補にアップルが選ばれる

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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Appleは、『スター・トレック』『スター・ウォーズ』『LOST』の監督J・J・エイブラムスが設立した制作スタジオ、Bad Robotの買収を競っている企業の一つであるようだ。

デッドラインは今週、複数の情報筋を引用し、アップルはディズニー、ソニー、ユニバーサル、ワーナー・ブラザースといった企業との競争に直面していると報じた。バッド・ロボットは独自のタームシートの作成を避け、代わりに潜在的なディールメーカーに独自の見積もりを提示させているという。

現在、バッド・ロボットはパラマウント傘下にあり、パラマウントはこの特権のために「8桁」の経費を支払っていると報じられています。しかし、エイブラムスは独占監督契約を結んでおらず、実際、過去5年間の大部分をディズニーの「スター・ウォーズ」シリーズ2本の監督に費やしてきました。パラマウントはこれに不満を抱いているとされており、その理由の一つは、エイブラムスが「オーバーロード」や「クローバーフィールド・パラドックス」といった映画の興行成績を向上させることができた可能性があったこと、そしてバッド・ロボットとの契約延長と引き換えにパラマウント映画の監督を引き受けた後に「スター・ウォーズ エピソード9」の監督を選んだことなどが挙げられます。

ディズニーがこのスタジオの最有力候補だと噂されている。その理由の一つは、エイブラムスがCEOのボブ・アイガーと親密な関係にあること、そしてディズニーが近々開始するストリーミングサービスによってバッド・ロボットが望むだけの映画や番組を制作できるようになる可能性があることだ。もちろん、ディズニーにはテーマパークやグッズ販売といった収益源もある。

このスタジオはAppleと何らかのつながりがあり、映画「リトル・ヴォイシズ」とジェニファー・ガーナー主演のテレビシリーズ「マイ・グローリー・ワズ・アイ・ハッド・サッチ・フレンズ」を共同制作している。どちらもAppleの未発表ストリーミングサービスで今年中に配信される予定だ。