マイク・ワーテル
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あるアナリスト会社は一線を画し、「iPhone 8」のいわゆる「スーパーサイクル」は誇張されている可能性があり、2018年度の売上高はそれらの高い水準にわずかに届かないだろうと投資家に警告している。
Business Insiderが閲覧したドイツ銀行のアナリストノートによると、2015年のiPhone 6と6 Plusの発売につながった要因は「真のスーパーサイクル」だったという。発売年に「二度と繰り返されない」要因として挙げられたのが、AppleがiPhoneに大型画面を採用したことや、中国移動(チャイナモバイル)の参入だった。
ドイツ銀行はまた、2017年に通信事業者の補助金がなかったことから、人々が携帯電話をより長く使い続けるようになり、現在の平均的な買い替えサイクルは2.7年だと主張している。
スーパーサイクルへのもう一つのプレッシャーは、iPhone 7Sシリーズの値上げの可能性です。iPhone 8は1000ドルをはるかに超える価格で販売される可能性が高いでしょう。アナリストたちは、これが需要にマイナスの影響を与えると考えています。
「一般的に、価格が上昇すると需要は減少します」とドイツ銀行は述べている。「価格が上昇し、需要が増加するというシナリオは、我々の見解では非常に可能性が低いように思われます。」
ウォール街は、2018年度の出荷台数を2億4,400万台と予測している。ドイツ銀行は、2017年10月から始まる年度で合計約2億3,000万台になると見込んでいる。これは、iPhone 6が発売された2015年度の2億3,100万台をわずかに下回る数字だ。
出典:ドイツ銀行
「iPhone 8」は、5.1インチのユーザースペースを持つエッジツーエッジのOLEDパネルを搭載すると予想されており、残りの部分は仮想ボタンに割り当てられます。ベゼルをスリム化または廃止することで、Appleは4.7インチのiPhone 7と同程度のフォームファクターに、より大きなバッテリーを搭載できるようになります。また、新しい3D顔スキャナーの搭載も期待されています。
完全な再設計と、ワイヤレス充電機能を備えた2.5D曲面ガラス背面の採用により、「iPhone 8」の開始価格は1,000ドル以上、あるいは1,200ドルに達すると予想する報道もある。