ケビン・ボスティック
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Apple Store がデザイン面で批判を受けることは稀だが、サンフランシスコではまさにそれが起こっており、Apple が提案している新しい旗艦店は、デザインと地域への影響の両方で非難を浴びている。
アップルは今月初め、旗艦店をストックトン・アンド・エリスからサンフランシスコのユニオンスクエアに移転する計画を発表した。新店舗は現在の旗艦店より45%広くなり、設備もすべて同じになる。
サンフランシスコ・クロニクルの都市デザイン評論家ジョン・キングは、アップルの店舗計画を批判し、「アメリカのエニモールに似合いそうな箱」と呼んだ。
提案された店舗は、Appleが最近、店舗の外観を微調整するために協力を開始したフォスター・アンド・パートナーズ社によって設計されました。フォスター氏の設計における全面ガラス張りの店舗前面は、キング氏にとってこの立地に関する大きな懸念事項の一つです。というのも、日中の大半は直射日光にさらされる一方、ストックトン通りに面した側は窓のない壁面になるからです。
しかし、キング氏の最大の不満は、店舗が周辺環境に与える影響のようだ。新店舗の建設により、店舗裏の公共広場の面積が大幅に縮小され、人気の噴水彫刻も撤去せざるを得なくなる。
40年間設置されてきたルース・アサワのブロンズ噴水は、ストックトン・ストリート広場の目玉として設計されました。噴水には、様式化されたレリーフで描かれたサンフランシスコの地図が描かれています。
キング氏が「ここ以外には存在し得ない」と言うこの噴水は、アップルの店舗計画のどこにも見当たらない。噴水がないということは、噴水が撤去されるということだろう、とキング氏は推測している。
アップルの計画はサンフランシスコの都市計画担当者からかなりの熱狂をもって受け入れられ、キング氏はこの計画は大幅な再設計なしに進められる可能性が高いと考えている。
フォスター・アンド・パートナーズは、アップルの近々オープン予定の「宇宙船」キャンパスを設計した会社です。アップルは過去にも、ボーリン・シウィンスキー・ジャクソンと提携して小売店のデザインを手がけてきました。