シェーン・コール
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カリフォルニアの製造業者は、ラスベガスで開催された2013 SEMAアフターマーケット部品見本市でのトヨタ主催の競技会で、多数のiPadで制御されるカスタマイズされたトヨタ 4Runnerを公開した。
ダッシュボードのiPadで窓やドアのロックなどの機能を操作 |出典: USA Today
「究極のドリームスキー4Runner」と名付けられたこのSUVは、Xゲームズで優勝したフリースタイルスキーヤー、サイモン・ダーモントと共同で設計されました。USA Todayの報道によると、オーディオシステムの音量から窓の開閉まで、車内のほぼすべての機能が5台のiPadから操作できるとのことです。
iPadは、格納式ランニングボードや、4Runnerのルーフレール上に設置された革新的な密閉式スキーラックシステムといったアクセシビリティ機能の操作にも役立ちます。iPadベースの仮想ボタンをタップすると、ラックが開き、スキーが現れ、扱いやすい位置まで下げられます。
このプロジェクトのチームリーダーであるハーブスト・スミス・ファブリケーションのジョン・トンドロ氏は、この部品を「ジェームズ・ボンドのような」と評した。
AppleのiOSデバイスは、2007年に最初のiPhoneが発表されて以来、自動車業界では革新的かつ予想外の方法で使用されてきた。例えば、フォルクスワーゲンと系列会社のアウディは最近、iPadベースの拡張現実修理・メンテナンスシステムのプロトタイプを公開した。
クパティーノは、既に普及しているiPodとiPhoneの連携をさらに拡大し、消費者向け自動車へのファーストパーティ製品展開も進めています。2012年には、Siri Eyes Freeを発表しました。これは、専用のステアリングホイールボタンを備え、運転者が車載オーディオシステムを通じてSiriパーソナルデジタルアシスタントを利用できる機能です。
今年の世界開発者会議(WWDC)で、AppleはiOS in the Carの取り組みをさらに推し進め、ナビゲーションやiMessageといったiOSの機能をダッシュボードに搭載されたタッチスクリーンに搭載しました。AppleのCEO、ティム・クック氏は、同社の自動車戦略を「非常に重要」かつ「Appleにとっての重要な焦点」と評しました。