アップルは低価格のiMacを近々発売する可能性が高い、Retina MacBook Airは2014年の発売に向けて順調に進んでいる

アップルは低価格のiMacを近々発売する可能性が高い、Retina MacBook Airは2014年の発売に向けて順調に進んでいる

ニール・ヒューズのプロフィール写真ニール・ヒューズ

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Appleは早ければ今四半期中にも低価格の新型iMacを発売する準備を進めていると報じられている。一方、完全に再設計された、より薄くて軽いRetinaディスプレイ搭載の12インチMacBook Airは年末までに発売される予定だ。

これまでもアップルの製品ラインナップを正確に予測してきたKGI証券のミンチー・クオ氏は、水曜日の最新調査レポートで、アップルの再設計されたMacBook Airと低価格のiMacが同社の2014年ラインナップの「明るい兆し」になるだろうとの見方を示した。

クオ氏は昨年、Retinaディスプレイ搭載のMacBook Airのリデザイン計画を初めて明らかにした人物だ。水曜日に同氏は、新型ノートPCはファンレス設計で入出力が削減され、クリックレスのトラックパッドが新たに搭載される予定であることを改めて明言した。

新型MacBook Airはミニマリスト的なデザインになるようだが、改良されたトラックパッドに加え、物理キーボードも引き続き搭載されるとクオ氏は述べた。また、Appleが現在MacBook Airラインナップで提供している11.6インチと13.3インチの中間に位置する12インチモデルは、「高度なパネル技術により」高解像度のRetinaディスプレイを搭載すると予想されている。

iMac

デスクトップPCに関しては、クオ氏はAppleがiMacの低価格版をリリースする「可能性が高い」と述べ、今四半期中に発表されると予測している。そうなれば、6月2日に開幕予定のAppleの年次開発者会議(WWDC)で、この新型オールインワンMacが発表される可能性が高まる。

クオ氏は、新型iMacの低価格化により、AppleはHPやLenovoといった他のオールインワン型デスクトップメーカーとの競争力を高め、中国などの成長市場での競争優位性を高めると述べた。クオ氏は、この新モデルにより、今年のiMac出荷台数は23%増の480万台に達すると見ている。