新しいMacBook AirとMac miniは、100％リサイクルアルミニウムから作られた筐体を採用した最初のモデルです。

Appleは、2018 MacBook Airと2018 Mac miniを、完全にリサイクルされたアルミニウムから作られた筐体を持つ初のMacにすることで、環境改善の取り組みを推し進め続けています。

火曜日の特別イベントで発表された新型MacBook Airの発表では、この素材の変更が、MacBook Airをこれまでで最も環境に優しいMacへと導く数々の改良点の一つとして強調されました。その後間もなく発表された新型Mac miniも、再生アルミニウムを本体に採用することが明らかになりました。

以前のMacBookは、ユニボディ筐体の製造に新たな鉱石に依存していました。Appleの冶金チームは、新たな鉱石を投入することなく、再生アルミニウムの使用を可能にする新しい合金を開発しました。この新しいプロセスでは、iPad Proなどの他の部品やデバイスの製造で発生した余剰材を一部回収した、回収されたアルミニウムの微細な削りくずを使用し、新しい筐体のために原子レベルまで精製します。

このプロセスは環境にも優しく、従来のプロセスに比べて合金製造時の二酸化炭素排出量を 50 パーセント削減します。

MacBook Airの環境に配慮した変更は、ユニボディアロイだけではありません。新モデルでは、ロジックボードに100%再生錫を使用し、スピーカーを含むその他の部品には35%の使用済み再生プラスチックを使用しています。