アップルマップのバンが8月にフランスとスウェーデンでデータ収集を開始

アップルマップのバンが8月にフランスとスウェーデンでデータ収集を開始

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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アップルは月曜日、現在街路レベルのデータ収集のため偵察旅行中のアップルマップのバンが、米国、英国、アイルランドの地域を巡回するのに加え、8月に初めてフランスとスウェーデンに来る予定であることを明らかにした。

同社のウェブサイトによると、フランスを調査する車両は、まずオー=ド=セーヌ県、セーヌ=サン=ドニ県、ヴァル=ド=マルヌ県など、パリとイル=ド=フランス周辺の地域を巡回する予定だ。スウェーデンのバンは、ストックホルム県の複数の地域とマルメ市を訪問する予定だ。

米国では、Apple はカリフォルニア、フロリダ、マサチューセッツ、ニューヨーク、テキサス、ワシントンなどの州にまたがる数多くの都市や郡を巡回する予定です。

現時点では、この新しいデータの具体的な用途は、将来のマップバージョンで使用されること以外、不明です。Appleが、Googleマップの人気機能であるストリートビューに相当する機能を独自に提供する準備を進めているのではないかとの憶測もあります。ストリートビューは、ユーザーが様々な場所を360度、目線の高さでプレビューできる機能です。また、このデータが3Dフライオーバー機能の改良に使用される可能性もあります。

Appleマップは今秋のiOS 9でメジャーアップデートを迎え、ルート渋滞回避機能や公共交通機関のルート案内機能の復活といった機能が加わります。ただし、Appleが後日サプライズ発表を準備し、短期間で画像データベースを構築できる場合を除き、ストリートビューのような機能は搭載されない可能性が高いです。Appleは、例えば計画中の機能が未発表のハードウェアに依存する場合など、時折そのような発表を行うことがあります。