ファーウェイはAndroidへの「多大な貢献」を誇示し、現行の携帯電話のサポートを継続すると述べている。

ファーウェイはAndroidへの「多大な貢献」を誇示し、現行の携帯電話のサポートを継続すると述べている。

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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GoogleがAndroidの使用ライセンスを取り消したことを受けて、Huaweiは現行の携帯電話とタブレットへのサポートとアップデートを引き続き提供すると発表した。

中国のテクノロジー企業ファーウェイは、GoogleによるAndroidライセンスの取り消し決定に対し、反発を示した。同社の広報担当者は、ファーウェイはAndroidの成功に大きく貢献しており、既存顧客へのセキュリティアップデートの提供を継続すると述べた。

「当社は、世界中でAndroidの発展と成長に大きく貢献してきました」と広報担当者はロイター通信に語った。「ファーウェイは、販売済みおよび世界中で在庫のある既存のファーウェイおよびHonorのスマートフォンとタブレット製品すべてに対し、セキュリティアップデートとアフターサービスの提供を継続します。」

広報担当者は今後の具体的な計画については言及しなかったものの、ファーウェイは今後もスマートフォン事業を継続すると主張した。「世界中のすべてのユーザーに最高の体験を提供するために、安全で持続可能なソフトウェア・エコシステムの構築を継続していきます」と同氏は述べた。

グーグルは、米国商務省が国家安全保障上のリスクとなる可能性があるとされる企業のブラックリストであるエンティティリストにファーウェイを載せたことを受けて、ファーウェイのアンドロイド向けライセンスを取り消した。

この動きは、同社がAndroidオペレーティングシステムのオープンソース版に頼らざるを得なくなることを意味します。つまり、同社のスマートフォンではGmailやYouTubeといった主要なサービスやアプリが利用できなくなる可能性が高いでしょう。

米国のブラックリストはファーウェイのハードウェアサプライヤーにも影響を及ぼしており、米国のサプライヤーと欧州のインフィニオンが同社への販売を停止した。