マイキー・キャンベル
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アップルは木曜日、iCloudメールサービスに関する問題に対処し、「barely legal teen(まだ成人でないティーン)」というフレーズを含むメールが自動的に削除されるのは、厳格なスパムフィルターのせいだと述べた。
ユーザーは最近、この状況をMacworldに報告し、iCloud では、ポルノの可能性があるメールをスパム フォルダに振り分けるのではなく、送信者や受信者に通知することなくメッセージを「事前フィルタリング」または自動的に削除していると指摘しました。
AppleInsiderは、件名、本文、添付PDF文書、圧縮PDFファイルに「barely legal teen(未成年者)」という文字が含まれるメールに影響するアクティビティを確認しました。iCloudアカウントからiCloud以外のアドレスへの送信メッセージは通過し、Appleのサービスから送信されたメールへの返信も通過しました。
Appleは、「自動スパムフィルターが誤って正当なメールをブロックしてしまう場合があります。正当なメッセージがブロックされていると感じた場合は、AppleCareにご報告いただくようお願いいたします」と回答した。
iCloud の利用規約の一部として、同社はいつでもコンテンツを事前審査したり、変更したりできることを明記している。
Appleは、他者が提供するコンテンツについていかなる責任も負わず、かかるコンテンツを事前審査する義務も負わないことをお客様は承認するものとします。ただし、Appleは、コンテンツが適切であり、本契約に準拠しているかどうかを常に判断する権利を留保し、かかるコンテンツが本契約に違反している、またはその他の理由で不適切であると判断された場合、事前の通知なく、Appleの独自の裁量により、いつでもコンテンツを事前審査、移動、拒否、修正、および/または削除することができます。
iCloudのいわゆる「サイレントメールフィルタリング」は、Appleのサービスの信頼性に疑問を投げかけています。スパムブロックシステムによって不用意にフラグ付けされたフレーズによって、ユーザーがメッセージを受信できなくなる可能性があるからです。メッセージは削除されるため、iCloudユーザーと送信者の両方がメールが受信されなかったことを知る術がない状況は懸念されます。
Google の Gmail、Yahoo Mail、Microsoft の Outlook などの他のサービスでは、このような対策が実施されておらず、スパムが適切にタグ付けされたフォルダーに送られるという報告はない。