ケイティ・マーサル
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バンク・オブ・アメリカ証券は月曜日、アップル・コンピュータの株価を「ホールド」から「買い」に引き上げた。同社のインテル製ノートパソコンの今後数四半期の売上見通しが上昇するからである。
バックマン氏は、12月までの6ヶ月間で、AppleのMacBookの販売台数が以前の予測より約30万台多いと見込んでいる。同様に、2007年度通期のノートパソコンの販売台数予測も27万台上方修正した。
バックマン氏は、アップルのMacBookの価格は現在、パソコン市場の「スイートスポット」に位置しており、これが同社のノートパソコンの売上を市場全体を上回るペースで押し上げることにつながると考えていると述べた。
「2007年度のAppleのMac出荷台数は、業界平均の9~10%増に対し、16%増と予測しています」と、アナリストは顧客に語った。「そのため、Appleは市場平均の2倍の成長率を予測しており、その牽引役はノートパソコンの25~30%増です。これは、当社の市場成長率予測である約20%を大きく上回っています。」
一方、バックマン氏は、アップルのデスクトップパソコンの売上は、業界の成長予測である約2~3%に対して、比較的横ばいになると予想している。「ノートパソコンのトレンドと価格帯が、アップルブランドへの新規顧客獲得の鍵となると考えています」と同氏は述べた。
アナリストは、ノートパソコンの売上増加が修正予想の主な原動力になると強調する一方で、iPodの出荷予測にも若干の修正を加えた。2007年度については、iPodの出荷予測を4%引き上げ、年間成長率21%と予測した。「これは、当社のMP3市場予測である20%と一致する」と同氏は述べた。
バックマン氏は、2006年12月までの6ヶ月間で、iPodの総販売台数を2,400万台と予測している。しかし、同氏は、この15%という予測には上振れの余地があると述べた。
「我々は以前述べた通り、新しいNanoを9月四半期後半に、そして年末商戦の需要に間に合うように[12月四半期]にビデオを若干アップグレードするという同じ製品導入スケジュールを予想している」と同氏は述べた。
アップル株の格上げと予想値の引き上げに加え、バッハマン氏は同社株の12カ月目標価格も69ドルから79ドルに引き上げた。
「アップルの携帯電話による影響は考慮していないが、これは2007年6月期に現れるとみている」とアナリストは付け加えた。