AppleInsiderスタッフ
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アドビは月曜日にロサンゼルスで開催されたクリエイティビティ カンファレンス「Adobe MAX」で、人気のクリエイティビティ スイートの次世代を発表し、Creative Cloud としてブランド名を変更し、さまざまな接続性と機能性の向上を発表しました。
AdobeはCreative Suiteという名称をCreative Cloudに置き換えることで、モバイルとインターネット時代への本格的な移行を表明しました。製品の個別スタンドアロン版の提供を廃止し、サブスクリプションのみのモデルへと移行します。このモデルでは、ユーザーは月額50ドルのCreative Cloudシステムに加入し、そのサブスクリプションを通じてアップデートを受け取ることになります。
Adobe は既存の Creative Suite 6 製品のサポートを継続しますが、今後 Creative Suite 製品をリリースする予定はありません。
Creative Cloudメンバーシップには、Photoshop、Illustrator、Typekitなど、Adobeのほぼすべての製品へのアクセスが含まれます。Adobeのソフトウェアに加えて、Creative Cloudメンバーシップには、オンラインクリエイティブコミュニティであるBehanceなどのサービスへのアクセスも含まれます。BehanceはCreative Cloudメンバーシップに直接連携されるため、Web上の大規模なクリエイティブプロフェッショナルコミュニティへの共有がスムーズになります。
月曜日の発表では、Creative Cloudのモバイルデバイス間でのドキュメント共有機能のデモも行われました。クリエイティブファイルはMacやPCだけでなく、iOSやAndroidデバイスでも保存・アクセスでき、素材への変更はほぼ瞬時に反映されます。Adobeは共有機能のデモで、ノートパソコン、iPad、SamsungのNexus 10を使用し、サービスの継続的な更新機能を示しました。各デバイスには変更内容が反映される様子が見られました。
新しいCreative Cloudは6月にリリースされます。Creative Suite製品を既にお持ちのお客様は、初年度のCreative Cloudを月額30ドルの割引価格でご利用いただけます。学生・教職員の方も同価格でご利用いただけます。また、CS6ユーザー向けにはプロモーション価格もご用意しております。Creative Cloudのグループ版は、1シートあたり月額70ドルで、100GBのストレージと集中的な導入・管理機能が付属します。