ティム・クック氏、ノートルダム大聖堂火災にアップルは「悲痛」で、再建作業に寄付すると発言

ティム・クック氏、ノートルダム大聖堂火災にアップルは「悲痛」で、再建作業に寄付すると発言

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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火災前のノートルダム大聖堂。出典:スコウアメ

アップルのティム・クック氏は、ノートルダム大聖堂の火災で大きな犠牲者が出なかったことに安堵の意をツイートし、同社が「希望の象徴」と称する大聖堂の再建活動に寄付すると述べた。

AppleのCEO、ティム・クック氏はTwitterで、フランスのノートルダム大聖堂の火災による甚大な被害に「心を痛めている」と述べた。850年の歴史を持つこの大聖堂は月曜日に15時間にわたり炎上し、改修工事に関連した事故とみられている。クック氏は、Appleが再建活動に資金を提供する予定だと報告した。

ノートルダム大聖堂が希望の象徴であるフランス国民、そして世界中の人々に心からお見舞い申し上げます。皆様が無事で何よりです。Appleは、ノートルダム大聖堂の貴重な遺産を未来の世代に引き継ぐため、再建活動に寄付いたします。

— ティム・クック (@tim_cook) 2019年4月16日

火災が鎮火する前から、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は大聖堂の再建を約束していました。アップルは寄付額を公表していませんが、現在、企業、実業家、ビジネスウーマンから総額約6億7,700万ドルの寄付が寄せられています。

ノートルダム大聖堂近くのサンジェルマンアップルマルシェ。(出典:Apple)

ノートルダム大聖堂近くのサンジェルマンアップルマルシェ。(出典:Apple)

Appleは現在パリに3店舗のApple Storeを構えており、その1つであるApple Marche Saint-Germainはノートルダム寺院からほんの数ブロックのところにある。

ティム・クック氏はこれまでにも、2018年にカリフォルニアで発生した山火事の災害救援活動に金額を明記しない寄付をすると約束しており、同年にはインドネシアの地震と津波の救援活動に100万ドルを寄付すると約束している。