アップルのiPhoneは携帯電話販売全体の5.5%のシェアに成長

アップルのiPhoneは携帯電話販売全体の5.5%のシェアに成長

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iPhoneは2012年第3四半期の携帯電話販売全体の5.5%を占め、Appleは世界第3位の携帯電話メーカーとなった。

調査会社ガートナーは水曜日に発表した最新レポートで、2012年第3四半期の携帯電話の世界販売台数がエンドユーザー向けに約4億2,800万台に達したと発表した。携帯電話全体の販売台数は前年同期比3.1%減少した一方、スマートフォンの販売台数は47%増加した。

スマートフォンの成長はAppleにとって追い風となり、iPhoneのシェアは前年同期の3.9%から拡大した。Appleがエンドユーザーに販売したiPhoneの総数は2,350万台だが、ライバルのサムスンやノキアが現在も販売している「フィーチャーフォン」は含まれていない。

ノキアが提供した低価格・低利益の携帯電話のおかげで、サムスンとノキアは第3四半期の市場シェアで上位2位を占めるに至った。携帯電話販売のシェアはサムスンが22.9%、ノキアが19.2%だった。

ガートナーはメーカー別のスマートフォン販売の詳細な内訳は提供していないものの、AppleとSamsungが同四半期のスマートフォン販売の46.5%を占めたことを明らかにした。ガートナーの主席リサーチアナリスト、アンシュル・グプタ氏は、AppleとSamsungの市場支配により、「わずかなベンダーが3位の座を争っている」と述べた。

3位はリサーチ・イン・モーション、4位はHTCと僅差で続いた。両社ともここ数四半期で売上高が減少しており、グプタ氏は今後ランキングを維持するのは困難だろうと示唆した。

ガートナーは、スマートフォンの売上をモバイルプラットフォーム別に分析した結果、AppleのiOSがスマートフォンOSの市場シェアの13.9%を占め、確実に第2位となっていることが判明した。

Appleの13.9%というシェアは、Research in Motionの5.3%を大きく上回るには十分だった。しかし、Appleは市場を席巻するGoogleのAndroidプラットフォームにも大きく後れを取っている。Androidは2012年第3四半期のスマートフォン市場の72.4%を占めていた。

ガートナーのアナリストは、今四半期に中国で発売予定のAppleのiPhone 5について、特に強気な見方を示しています。同社は、例年通りホリデーシーズンの四半期がAppleにとって最も好調な四半期になると予想しています。