マイク・ワーテル
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あるアナリストは、Appleがワイヤレスチップのロイヤルティー支払いを差し控えたことによるQualcommの利益減少を調査し、Appleは2016年の同時期と同程度の数のiPhoneを販売する見込みだと考えている。
ウェルズ・ファーゴのアナリスト、メイナード・ウム氏は、クアルコムの業績見通し引き下げからいくつかのデータを得ました。クアルコムが業績見通しを5億ドル引き下げたことを踏まえ、ウム氏はAppleInsiderに提供した調査ノートの中で、これは直近四半期のiPhone販売台数が約5100万台に相当すると記しています。
ウム氏の想定は、iPhone 1台あたり平均販売価格665ドル、利益率40%、ロイヤルティ率2.7%に基づいています。iPhone 7の売上が好調だったホリデーシーズンの四半期では、AppleはiPhone 1台あたり695ドルの利益を上げました。また、iPhone SE発売直後の2016年第2四半期では、iPhone 1台あたり642ドルの利益を上げました。
アップルは、季節的に販売が低調と予想されていた前年同期に5120万台のiPhoneを販売し、粗利益率は39.4%だった。
アップルは5月2日の米国市場の閉場後に2017年度第2四半期の業績を発表する予定。
1月、AppleはQualcommに対し、市場支配力を濫用して不当な特許使用料を得ているとして10億ドルの訴訟を起こした。Qualcommは今月初め、Appleが契約違反を犯し、特許に対して公正な市場価格よりも低い金額を支払おうとしているとして反訴を起こした。
クアルコムは金曜日、アップルはiPhoneメーカーに対し、今後一切ロイヤリティを支払わず、現在係争中の訴訟が解決するまで支払いを一切差し控える予定であると発表した。
「Appleが当事者ではないQualcommとの契約への継続的な干渉は不当であり、AppleによるQualcommへの世界的な攻撃の新たな一歩です」と、Qualcommの法務顧問であるドン・ローゼンバーグ氏は述べています。「当社は引き続き、自社のビジネスモデルを精力的に守り、業界への技術的貢献を守り、正当な対価を受け取る権利を追求していきます。」