AppleInsiderスタッフ
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The Vergeの報道によると、ターナー氏は、マイクロソフトとアップルがコンピューターのオペレーティングシステムに対して異なるアプローチをとっており、カリフォルニア州クパチーノに本社を置く同社はモバイルとデスクトップのソリューションの相違に重点を置いていると認めたが、Windows メーカーは消費者の要望やニーズを正しく解釈していると主張している。
「アップルは素晴らしいハードウェアを作っています」とターナー氏は語った。「OSに関しては、私たちは物事を違った視点で捉えています。彼らはポストPC時代だと言い、タブレットとPCは違うものだと言っていますが、現実は、私たちはそれが全く間違っていると思っています。」
同幹部は、「PC+」の世界とは、Microsoftの新型Surfaceが同社の次期Windows 8プラットフォームの完全版を搭載するのと同様に、すべてのデバイスで統一されたOSを使用する世界だと説明した。Surfaceの簡素化されたARMベースのWindows RT版については言及されなかった。
「Windows 8はPCプラスの新たな時代だと私たちは確信しています」とターナー氏は述べた。「ボタンを1回押すだけで、両方の世界をシームレスに行き来できると確信しています。タッチ、ペン、マウス、そしてキーボードを使えるようになると確信しています。」
マイクロソフトのアイデアとは対照的に、故アップル共同創業者スティーブ・ジョブズは「スタイラスペンを見れば、彼らが失敗したことがわかる」という有名な言葉を残している。
現Apple CEOのティム・クック氏の考えはジョブズ氏の考えと一致しており、MicrosoftのPC統合は計画が不十分だと考えている。iPadメーカーであるAppleの第2四半期決算発表の電話会議で、クック氏は「トースターと冷蔵庫を統合することは可能だが、おそらくユーザーには満足してもらえないだろう」と述べた。さらに、OS XとiOSには互いに共通する側面もあるものの、タブレットとデスクトップのフォームファクタは、消費者によるデバイスの使用方法の違いから、異なるソフトウェアソリューションを必要とすると説明した。
マイクロソフトのワールドワイドパートナーカンファレンスでのターナー氏のスピーチ中に表示されたスライド。| 出典: The Verge
マイクロソフトは、両方の長所を兼ね備えた製品エコシステムの構築を目指しており、今年10月にリリースされるWindows 8でその形が整うと予想されています。ターナー氏は、この新設計のオペレーティングシステムを「ゲームチェンジャー」と呼んでいます。