ダフ屋が中国でアップルのiPhone 4の在庫不足に利益を上げる

ダフ屋が中国でアップルのiPhone 4の在庫不足に利益を上げる

ケイティ・マーサルのプロフィール写真ケイティ・マーサル

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先週、中国でiPhone 4が発売されると、転売業者は直ちにAppleの限られた在庫につけ込み、顧客に同端末を10%の値上げで提供し、ある店舗では常連客との争いを引き起こしたようだ。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、中国のアップルストア4店舗でこの端末が完売したため、転売業者が代替品を提供するために店の外に待機していたという。転売業者たちは、今週初めに発売されたこのスマートフォンを大量に購入した。

「iPhone 4を買いませんか?」とダフ屋が客に声をかけているという。「一緒に行きましょう」

「転売屋たちはグループで行動し、同じショッピングモール内の空いている階段に買いたい客を誘導する。そこには仲間たちが元の包装のまま山積みにしたiPhone 4が保管されている」と報告書は述べている。「ある転売屋は、16GB版のiPhone 4を定価より10%高い5,400元(約795ドル)で販売していた」

転売業者の携帯電話も好調に売れていると言われており、ある人物はわずか1時間で10台を販売したと明かした。北京のショッピングモール「三里屯村」では、少なくとも5つのグループが活動していたとされている。

MIC Gadgetによると、この問題は今週、客との乱闘を引き起こしたという。報道によると、大勢の人が押し寄せたため、レジに人が押し込まれたり、ダフ屋がiPhone 4を詰め込んだ大きな袋を持って店から出てきたりしたという。

「情報筋によると、Appleストア内で正規の顧客とiPhone 4の転売業者が乱闘騒ぎを起こした」と報道されている。「転売業者の一団が列に割り込んできた。大量のiPhone 4を購入し、店の外で転売する転売業者に一部の顧客がうんざりしていた。警察とAppleの警備員が現場を片付けたようだが、混乱した群衆のため、ストアは一時閉店せざるを得なくなった…」

iPhone 4は土曜日に中国で発売され、Appleの最新スマートフォンを手に入れようと何千人もの人々が列をなした。通信事業者の中国聯通は20万件以上の予約注文を受け、消費者の需要に応えるのに苦戦した。

発売開始から4日間で合計10万台が販売されたと伝えられているが、予約注文した残りの10万台は、10月末まで注文の履行を待たなければならない可能性がある。発売初日の出荷台数はわずか4万台だった。