Adobe Lightroom for mobileのアップデートにより、iOS 10でRAW画像キャプチャが可能に

Adobe Lightroom for mobileのアップデートにより、iOS 10でRAW画像キャプチャが可能に

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Adobe は火曜日、DNG ファイル形式をサポートする iOS 向け Lightroom のアップデート バージョンをリリースしました。これにより、iOS 10 デバイスはエンドツーエンドの RAW ワークフローの一環として写真の撮影と編集の両方を行うことができるようになりました。

Lightroom for mobile バージョン 2.5 を使用すると、12 メガピクセル カメラを搭載した Apple ポータブル デバイス (iPhone 6s および 6s Plus、iPhone SE、9.7 インチ iPad Pro、最近発表された iPhone 7 および 7 Plus) の所有者は、Adobe アプリから RAW デジタル ファイルを直接キャプチャできます。

Adobe Lightroomブログの記事で説明されているように、DNGなどのRAWファイル形式はカメラのセンサーからの画像情報をすべて保持するため、圧縮されたJPEGファイルよりも高画質な結果が得られます。さらに、すべてのセンサー情報がそのまま保持されるため、写真家は圧縮アーティファクトを気にすることなく画像を編集できます。

Lightroom for iOS 2.5は、新しいRAW形式機能に加え、Appleが9.7インチiPad Proで初めて導入したDCI-P3広色域ディスプレイのサポートも提供します。従来のsRGB色空間よりも25%多くの色を表現するこの規格は、近日発売予定のiPhone 7および7 Plusにも搭載されています。

バージョン 2.5 には iPhone 7 および 7 Plus の完全なアプリ内カメラ サポートは含まれていませんが、Adobe は近い将来のアップデートに向けて、今後発売される端末のセンサーとレンズのプロファイルを作成する作業を進めています。

Adobe Lightroom for Mobile バージョン 2.5 は、iOS App Store から iPhone および iPad に無料で入手できます。