ペガトロン、インドに第2のiPhone工場を計画

ペガトロン、インドに第2のiPhone工場を計画

ウィリアム・ギャラガーのプロフィール写真ウィリアム・ギャラガー

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ペガトロンは中国国外での製造拠点の拡大を目指している

アップルのiPhone製造会社ペガトロンはインドでの生産を増やす予定で、チェンナイ地域で新たな工場を借りる交渉を行っている。

ペガトロンは2020年にインドに現地子会社を設立して以来、インドでのプレゼンス拡大に取り組んでおり、同国への初期投資として1億5000万ドルを計画している。また、2022年9月に開設予定のiPhone新工場用地にも1400万ドルを投資した。

ロイター通信によると、同社は既にインドにおける生産能力のさらなる増強を検討している。匿名の情報筋2名を引用し、チェンナイ近郊のマヒンドラ・ワールドシティ(既存工場に近く、ニューデリーから約320キロ)内の施設をリースする交渉が進行中だと報じている。

2人の情報源のうち1人は、この工場は「最新のiPhoneを組み立てる」ことを目的にしていると語ったと伝えられている。

アップルはコメントしていない。ペガトロンは詳細については言及しなかったが、「資産買収については規制に基づいて開示される」と述べた。

多くの、あるいはほとんどのAppleサプライヤーと同様に、ペガトロンは、特に米中貿易摩擦が続く中、中国への過度な依存からの脱却を目指している。