アップルの時価総額はユーロ圏の全銀行の合計額に匹敵

アップルの時価総額はユーロ圏の全銀行の合計額に匹敵

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今週、欧州の銀行セクター全体で株価が急落し、アップルの評価額は今やユーロ圏の大手銀行32行の合計額に匹敵するほどになった。

これは、スペインのサンタンデール、フランスのBNPパリバ、ドイツのドイツ銀行、イタリアのウニクレディトなど大手銀行の株価が急落したことで、DJ STOXXユーロ圏銀行指数が7月初め以来、その価値の3分の1を失った結果である。

金曜日に同指数はさらに4%下落し、構成銘柄32銘柄の合計時価総額は3,400億ドルとなった。これはまさに、iPhoneとiPadの成功によりここ数ヶ月でAppleが急上昇した時価総額と一致する。

Appleにとって、今回の栄誉は、財務関連の業績がますます増えている中での、まさに最新の快挙に過ぎない。世界で最も価値のある企業の座をエクソンモービルと争っていることに加え、先月にはiPadメーカーである同社の760億ドルの現金準備金が、米国政府の運営残高を上回ったことが明らかになった。

6月には、当時のアップルの700億ドルの資金は、ライバルのノキア、リサーチ・イン・モーション、HTC、モトローラを買収するのに十分だっただろうとも推定されていた。