マイキー・キャンベル
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ストリーミング音楽配信大手のSpotifyは水曜日、アプリ内音声アシスタントの新機能のテストを開始しました。この機能により、ユーザーはタップ1つで曲、アルバム、プレイリスト、アーティストなどを素早く見つけることができます。さらに興味深いのは、スマートスピーカーデバイスとの連携を示唆する再生コントロールです。
SpotifyはTechCrunchへの声明で、この機能は「今のところテスト段階」であり、利用できるのはごく少数のユーザーのみだと指摘した。同社は今後、音声ファーストのプロジェクトについてさらに情報を提供する予定だと示唆したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
AppleInsider は音声アシスタントにアクセスでき、下の GIF に見られるように、非常にうまく動作します。
Spotifyの音声検索・コマンド機能(略して「Spotify Voice」)は、アプリの「検索」セクションで利用できます。有効にすると、画面右下にマイクの付いた小さなボタンが表示されます。このアイコンをタップすると、AmazonやGoogleの音声検索・コマンドに似た、基本的な音声操作インターフェースが表示されます。
このアシスタントはかなり高度で、自然言語解析機能と高速実行を備えています。例えば、「クラシック音楽を再生して」「クラシック音楽を聴きたい」「クラシック」など、様々なリクエストに対して検索を実行し、「クラシック音楽」の定義済みプレイリストを取得することができました。
利用可能なコンテンツは限られており、「今日のトップヒットを再生」と「好きな曲を再生」のどちらのリクエストでも、同じトップ評価のプレイリストが返されます。とはいえ、Spotifyの技術が「テスト中」であることを考えると、バックエンドのサポートが不足していることは予想されます。
興味深いことに、Spotify Voiceはトラックのスキップ、再生、一時停止が可能ですが、早送りや巻き戻しといったシャトルコントロールはできません。このような統合は、Spotifyがこの技術をサードパーティ製、あるいは自社製のスピーカーデバイス向けのオールインワンソリューションとして位置付けようとしていることを示唆しています。
先月、Spotifyは採用ウェブサイトに、新しいハードウェアプロジェクトと思われるエンジニア、マネージャー、その他のスペシャリストを募集する求人情報を掲載しました。この広告から、ストリーミング大手のSpotifyが、AmazonのAlexa搭載Echoデバイスに端を発し、Google、そして最近ではAppleのHomePodといった製品が追い風となっているスマートスピーカーのトレンドに乗り出そうとしているのではないかという噂が広まりました。