ケビン・ボスティック
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AppleのiPhone 5が店頭に並ぶのはまだ比較的新しいが、フランスの技術ブログは、噂のiPhone 5Sだけでなく、いわゆるiPhone 6の部品の写真も入手したと主張しており、そのうちの1つのモデルは数ヶ月以内に発売されると推測されている。
NoWhereElse.frは金曜日、iPhone 5SとiPhone 6用のスピーカーモジュールとされる画像を公開した。同サイトによると、画像は部品を製造しているAppleのサプライヤーと関係のある情報源から入手したものであるという。
同サイトは、Appleが毎年1機種のiPhoneをリリースするという通常のスケジュールを破り、2013年には最大2機種のiPhoneをリリースすると主張している。iPhone 5SはiPhone 5の漸進的な改良版となり、iPhone 6はより大幅な再設計となると言われているが、両者の違いについての詳細は報じられていない。
3つ目のiPhoneモデルは、いわゆるiPhone Math(解釈によってはiPhone +)とも噂されている。これは、初期段階ながら成長を続ける「ファブレット」部門にAppleが参入することを目的とした、画面が大きいiPhoneだ。
報道によると、iPhoneラインナップへの追加に伴い、Appleの発売スケジュールも変更されるという。噂されているモデルのうち1つは今年3月から7月の間に発売され、もう1つは年末に発売されるという。
写真に写っている部品は、ピントが合っていないものの、iPhone 5のスピーカーユニットといくらか類似点があります。記事の著者は比較のために、このスピーカーユニットを一枚の写真に重ねて掲載しました。しかし、画像だけを見ると、これらの部品が将来のApple製品に搭載される可能性を断言することは困難です。
iPhone 5SとiPhone 6が報道通り実現すれば、Appleデバイスの発売前に部品が流出するのはこれが初めてではないだろう。iPad miniの発売数週間前の昨年10月にも、デバイスの前面パネルと背面パネルの画像がインターネット上に公開され、発表当日の早朝にはWi-Fi、GPS、Bluetoothアンテナの写真も続々と公開された。
最新モデルが発売されてまだ数カ月しか経っていないにもかかわらず、供給を上回る販売が続いているにもかかわらず、この1カ月、業界をリードするスマートフォンの次世代でアップルがどのような道筋を取るかについての噂が飛び交っている。
アップルは新興市場で競争するためにはより安価なiPhoneを作らなければならないというアナリストの懸念に応えてか、クパチーノの同社がポリカーボネートの裏地を備えたモデルを開発中だとする報道もある。
今週の四半期決算電話会議でこの可能性について直接質問されたアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、同社の価格戦略については言及しないものの、「顧客に製品を届ける機会を大変うれしく思っている」と述べ、質問をかわした。