マイク・ピーターソン
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アップルは、最近COVID-19の感染者数が急増している2カ国への従業員の渡航を制限している。
アップルは、イタリアと韓国で新型コロナウイルス感染者数が急増したことを受けて、両国への従業員の渡航を制限している。
ブルームバーグが閲覧した火曜日に従業員に送られた社内メモによると、アップルはイタリアと韓国への渡航に関してより具体的な方針を導入した。この動きは、両国で新型コロナウイルス感染者が急増したことを受けて行われた。
現在、従業員は業務上不可欠な理由がある場合のみこれらの国への渡航が許可されており、事前に副社長の承認を得る必要があります。また、Appleは従業員に対し、経営陣と協力して渡航を延期するか、代替手段としてオンライン会議を利用するよう求めています。
メモには、「体調不良の従業員、特に発熱やひどい咳のある従業員は、完全に回復するまで病気休暇を取るべきである」と勧告されている。また、他の従業員には、手洗い、咳をする際には口を覆うこと、顔に触れないようにするよう指示されている。
Appleはイタリアのサプライヤーは比較的少ないものの、韓国では複数の重要な供給パートナーと提携しています。その一社であるLGイノテックは、従業員1人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことを受け、日曜日にカメラモジュール工場を閉鎖しました。
しかし、イタリアや韓国ではApple Storeの店舗は閉鎖されていない。
クパチーノに本社を置く同社は、従業員の中国への渡航制限を既に実施していた。サプライチェーンの混乱に加え、同社は中国国内の42カ所のオフィスと直営店をすべて閉鎖せざるを得なかった。
アップルは中国にあるすべてのオフィスと直営店の半数以上を再開し、サプライチェーンも徐々にフル稼働に戻りつつあります。また、渡航制限により中国に取り残された従業員に支援物資を送付しています。
アップルのティム・クックCEOは金曜日、中国は新型コロナウイルスの感染拡大を抑制しつつあると述べ、この危機に直面してもアップルの立場は依然として「根本的に強い」と付け加えた。
メモには、渡航制限に加え、Appleのシャトルバス、店舗、オフィス全体で実施されている「徹底的な清掃プロトコル」も記載されています。これには、Apple Storeの入り口に手指消毒剤のボトルを設置するなど、様々な安全対策が含まれています。