アナリスト:Appleの法的論争はモバイル製品に焦点 | AppleInsider

アナリスト:Appleの法的論争はモバイル製品に焦点 | AppleInsider

ケイティ・マーサルのプロフィール写真

· 1分で読めます

Apple Computer が最近行った一連の商標登録および特許出願は、同社がモバイル製品およびサービスで構成されるコネクテッドエコシステムを準備していることを示していると Pacific Crest Securities は述べている。

この独立系投資銀行は、ノートパソコン内のアンテナ装置、携帯機器を使用した伝送方法、および「Mobile Me」という語句の新しい商標などを含む同社の申請書類はすべて、モバイル分野における大きな発展を示唆していると考えている。

今週顧客に送られた調査ノートの中で、アナリストのスティーブ・リドバーグ氏とデビッド・ニーダーマン氏は、同社のMobile Me商標出願で強調されているアプリケーションとサービスには、通信サービス、およびテレビ、携帯電話、衛星ネットワークを含むグローバル通信ネットワークを通じたデータ、画像、音声、ビデオの取得が含まれると指摘している。

アップルがモバイル仮想ネットワーク事業者(MVNO)になる動きをすれば、2005年に販売された3,200万台のiPodと470万台のMacシステムを含む同社の拡大する顧客基盤との結びつきが強化される可能性があると研究者らは述べている。

「どんな取り組みでも、その時期を予測するのは極めて難しい」とアナリストらは記している。「しかし、消費者にユビキタスなアクセスとシームレスな体験を提供することは非常に魅力的であり、サービスとデバイスの売上だけで40億ドルを生み出す可能性がある。さらに、新たな製品やサービスへの扉を開くことになるだろう。」

同投資銀行は、アップルの勢いによりエンターテインメントコンテンツ、製品、サービスに新たな機会が生まれ、同社が今後数年間で優れた成長を遂げられると見ている。

木曜日にTheStreet.comに掲載された同様の記事の中で、ジャーナリストのトロイ・ウォルバートン氏も、アップルが最近米国特許商標庁に提出した特許は、同社が携帯電話市場に参入する前兆かもしれないとの見方を表明した。

しかし、ウォルバートン氏は、アップルが過去に、日の目を見ることのない製品に対して特許や商標の保護を追求してきたことで知られているとすぐに指摘した。

パシフィック・クレスト・セキュリティーズは現在、アップル・コンピュータの株を「アウトパフォーム」と評価し、12カ月の目標株価を85ドルとしている。