ニューズ・コーポレーション、Apple Newsのライセンス契約を拡大

ニューズ・コーポレーション、Apple Newsのライセンス契約を拡大

マルコム・オーウェンのプロフィール写真マルコム・オーウェン

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AppleはNews Corpと新たな拡張ライセンス契約を結んだため、Apple News+のユーザーは当面の間、このサービスを通じてウォール・ストリート・ジャーナルなどの出版物を引き続き目にすることになる。

ニューズ・コープのロバート・トムソンCEOは木曜日の四半期決算発表で、同社とアップルの間で新たな契約が締結されたことを確認した。詳細は明らかにしなかったものの、トムソンCEOは、契約内容は以前のものよりも広範囲に及ぶものだと述べた。

プレス・ガゼット紙によると、トムソンは「GoogleおよびFacebookとの重要な契約に加え、Appleとの複数年にわたるグローバル契約を延長・拡大しました」と述べた。トムソンは、この契約が「世界中のニュースサイトにとって重要な購読料と広告収入源となる」と期待している。

トムソン氏はコメントの中で、AppleのCEOティム・クック氏とサービス担当シニアバイスプレジデントのエディ・キュー氏を称賛した。「ティム・クック氏とエディ・キュー氏が、プロフェッショナルなジャーナリズムの重要性を本能的に、そして賢明に理解していることは疑いようがありません。私たちは、彼らの個人的かつ企業としての献身に深く感謝しています」とトムソン氏は続けた。

契約自体の詳細は未だ確認されていないものの、Apple Newsユーザーにはこれまで以上のメリットが提供されることになるだろう。2019年にニューズ・コーポレーションと締結した契約により、ウォール・ストリート・ジャーナルはApple News+のサブスクリプションに加入した2大主要メディアのうちの1つとなった。

2020年8月、ニューズ・コーポレーションは、Apple News+のサブスクリプションがウォール・ストリート・ジャーナルに通常とは「全く異なる読者」を引き寄せていることから、成果が現れていると示唆した。

ニューズ・コープは、ウォール・ストリート・ジャーナルに加え、英国のタイムズ紙もApple News+で配信しています。ニューヨーク・ポストザ・サンの記事も、Apple News+の無料サービスで閲覧可能です。