「iPad Pro」の部品出荷、新たなディスプレイ技術とサプライヤーにより9月から開始 - 報道

「iPad Pro」の部品出荷、新たなディスプレイ技術とサプライヤーにより9月から開始 - 報道

ロジャー・フィンガスのプロフィール写真ロジャー・フィンガス

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JPモルガンの投資家向けメモによると、12.9インチの「iPad Pro」の部品出荷は9月に開始される見込みで、今年は新しいタッチスクリーン技術とサプライヤーによって月産約100万台になるという。

JPモルガンのアナリストはサプライチェーン訪問を引用し、入力精度を向上させるため、大型iPadはiPad AirやiPad miniのガラスフィルムではなく、「ガラスフィルムフィルム」(GFF)タッチパネル構造を採用する可能性が高いと予測した。これは、精度が最も重要となるBluetoothスタイラスペンに対応するという主張と一致する可能性がある。

GFFは財務面で日東電工に利益をもたらすだろう。同社は既に現行iPadモデルのフィルム供給元として唯一のサプライヤーとなっている。しかし、「iPad Pro」のディスプレイとタッチパネルについては、Appleは初期発注の大部分をLG DisplayとTPKではなく、それぞれシャープとGISに委託するとされている。後者2社は引き続き関与する可能性があるものの、規模は縮小されるだろう。

Appleはまた、タッチパネルとディスプレイの光学ラミネーション工程において、初めてタッチパネルメーカーにディスプレイパネルを委託するとの報道もある。タッチパネル、ディスプレイ、そして組み立て工程を、鴻海(通称Foxconn)が管理する「メガサイト」の傘下に置くことになる。これは、DigiTimesによる同様の噂を裏付けるものとなるだろう。

その他の主要サプライヤーとしては、日本写真印刷とラディアント社が考えられ、後者はLEDバックライトを取り扱う予定だ。

Appleは10月中に「iPad Pro」を発表し、その後まもなく出荷を開始すると予想されています。新しいタッチ技術に加え、このタブレットは2,048×2,732ピクセルのディスプレイと、拡張キーボードを備えたiOS 9の独自バージョンを搭載する可能性があります。