コーニングの第3世代ゴリラガラスが次期iPhone、iPadに採用される可能性

コーニングの第3世代ゴリラガラスが次期iPhone、iPadに採用される可能性

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出典:コーニング

ガラスメーカーのコーニング社は木曜日、アップルのiPhoneおよびiPadシリーズのモバイル機器のディスプレイに現在使用されている基板よりも強度が高く傷に強いバージョンであるゴリラガラス3を発表した。

来週ラスベガスで開催されるコンシューマー・エレクトロニクス・ショーに先立ち、コーニング社は、Gorilla Glass 3やThunderboltなどのファイバー対応プロトコルで使用する光ケーブルなど、最新のガラス技術を公開した( Engadget経由)。

次世代のGorilla Glass 3について、コーニング社は「Native Damage Resistance(ネイティブダメージ耐性)」テクノロジーにより、従来のバージョンと比べて3倍の耐傷性を実現したと主張しています。また、ガラスに生じた傷は、肉眼で確認できる範囲で40%減少するとも述べています。

光ケーブルに関する情報はあまり提供されていませんが、光ファイバーケーブルは、現在の銅線ベースのソリューションと比較して、速度の向上とケーブル長の延長を約束しています。AppleはThunderbolt対応MacとThunderboltディスプレイを初めて発売した際、光ケーブルが市場に投入されればパフォーマンスが向上すると約束していました。これまで、この高価な部品の生産は行われていませんでしたが、2013年には状況が変化すると予想されています。

サンダーボルトケーブル

コーニング・グラス・テクノロジーズ社長のジェームズ・P・クラッピン氏は、1月8日火曜日午前11時(太平洋標準時)の「ゲームとビデオの未来に影響を与える破壊的技術」セッションにパネリストとして参加し、高解像度3D、HDビデオ、インターネット接続テレビ、タブレットなどの消費者向け電子機器における特殊ガラスの役割について講演する予定である。

新製品に関する詳細は1月7日に発表される予定で、CES期間中にはデモンストレーションも行われる予定だ。