ティム・クック、500万ドル相当のアップル株4万株を売却

ティム・クック、500万ドル相当のアップル株4万株を売却

マイキー・キャンベルのプロフィール写真マイキー・キャンベル

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アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は水曜日、2週間以内に4回目となる500万ドル弱相当の同社株を売却し、2015年に採用された取引計画に従った一連の取引を継続した。

米証券取引委員会への提出書類で明らかになった最新の取引によると、クック氏は1月30日から2月1日の間に、4回の別々の取引で合計4万株を売却した。この中には少量の購入も含まれている。

月曜日にアップルのCEOは1万株を120.93ドルで売却し、火曜日にはさらに1万株を121.03ドルで処分した。また、火曜日には同社の修正従業員株式購入制度(ESPP)に基づき、アップルの普通株式236株を購入した。そして本日、クック氏はさらに1万5000株を127.10ドルで、そして5000株を130ドルで売却した。

今回の株価急落は、最近報じられた3件の取引に続くもので、いずれもクックCEOの2015年の取引計画に基づいて行われた。1月20日から27日にかけて、同CEOは9回の均等割で9万株を売却した。売却価格は120ドルから122.24ドルの範囲だった。

本日の取引を含め、クック氏は過去2週間でアップル株13万株を売却し、その価値は1,600万ドル近くに達した。

最近の株価下落とは関係ないが、2016年度のアップルの業績が比較的振るわなかったため、クック氏と経営陣は前四半期のボーナス支給を逃した。同社の純売上高は2,156億ドル、営業利益は600億ドルだったが、同社の報酬委員会が設定したストレッチゴールは達成できなかった。

しかし、アップルが火曜日に、好調なホリデーシーズンの四半期決算で過去最高の784億ドルの利益を発表したことを受け、クック氏は2017年に向けてボーナス株式を受け取る好位置にいる。さらに重要なのは、同社の主力製品であるiPhoneが、過去最高の7,830万台を販売し、成長軌道に回帰したことだ。